「あざやかなゆめ」を持ち続ける。
想えば、十代前半・・ギターを手にした瞬間から、そうだった。
そうなりたいと。
強く思った。
ソレしか出来ないかもしれないと思った。
やがて、そうだと知った。
不器用で,
自信が持てない自分が、
たった一つ、託した夢。希望。
決して淡いものではなかった。
むしろ暗黒の?いや、一寸先は闇という、手探りの連続。
自分の足元さえ、何も見えなかった。
全く頼りない自分の 「情熱」のみ が、唯一の武器。
自分の出す音だけが、現実・・落胆、そして、証。
そうやって、生きてきている。
今でも、全く、お・ん・な・じ・だー。
そうなんだよ
オレの親父に言われたのさ。
「オマエは、大器晩成だ」って。
そうかー!じゃあ大丈夫だ!
なんて、無邪気に思っていた俺。
ははは!
見え隠れする桃源郷?それは幻?のニオイが、オレを突き動かす。
あともう少し・・のところで、また振り出しに戻る?
いいや、それも、全てが修行というか?
意味?意味ってナンだ?
成功する保障又は確証か?
そんなことは 知らない。
桃源郷・・そこに向かうことしか、知らないんだ。
オレは、今でもそうなんだよ。
あざやかなゆめ・・それがあるお陰で
今日も生きてるってことだね。
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