Sunday, September 30, 2007

アコースティックは、テゴワイわい!

最近、アコースティックでの演奏を二回ほどやった。
この俺、自慢には全くならないがアコースティックでのライヴというのをこれまでしたことが無かった。
いやぁ、勉強になりますー。

かつてキース・リチャード大先生曰く「エレキ弾くならよー、アコースティック弾いてねえとダメなんだぜ!」っと仰られていた。
その意味を深く?味わっている今日この頃な訳です。

エレクトリックギターと言えども、弦を弾き・・で、それをただピックアップ・つまりマイクで拾ってアンプで鳴らし・・・ってことなんだけれども、ここで実感として激しく思い知らされているのが、こういう事。

「エレクトリックギターだけを弾いているとアコースティックギターは鳴らせないが、アコースティックを弾ければ、エレクトリックギターを鳴らす事が出来る」ということ。

以前から、まーこれ当然と言えばそうなのだが、エレキギターでのピッキングと指の関係・・右手と左手のタイミングというか、そういう至極当たり前の基本的なものにようやく気が付いて「これはどうしたものか?」と試行錯誤を始めていた・・のだが、このアコースティック=生ギターとやらを弾き始めて、その重要度が目の前に「ドドドーン・チュドーン」と突きつけられた感がある。

一言で表すと「はうあっ・・」って感じですか?

エレキを練習というか、弾いている時には、自分で弾いているつもり・・・音が出ているつもりになって、実際にはそんなに聴こえていなかったりするということが、生ギターを弾く事によって「ヨークワカッタ!」のでした。

弦の張り具合とかが、生ギターの場合強かったり・きつかったりで、弦をちゃんと押さえる・弾くということが出来ないと「音」にならないのだねー。
それもあるけれども生ギターは、生ってなもんだから「そのまんま」なんだよなー。
だからキビシーのね・・・

例えば、早弾き・・・てんですか?早いパッセージを「おぅりゃっ!」とダラララーと弾こうと思っても、生ギターの場合、ちゃんと弦をヒットしてやらないと「ガギゴフィガササ」ということになる。
エレキだと「ダラララ~」となるんだよ!だけど生だと「ガギゴフィガササ」なのだ!

ウワーン!俺って、へたっぴじゃん・・・・・ううううぅ

っと、思わされるのが、生ギターなのね・・・

で、昨日・今日でもって、その難点が克服されるなーんて、そんな甘い事は無いのだが、少しづつ自分なりの鳴らし方というのが見えてきた気がする。
そ!あくまでも「気がする」のだ。
実際はどうか知らん!

エバってどうする?俺!誰にえばってるんだか?俺・・なんだがねー。

ま、ちょっと慣れてきたつもりになっているらしい・・というのが、ホントのところでしょー。

で、ライヴをやってみて思ったことは・・
エレだろうがアコだろうが、俺はオレ!
で、オレってのは、やっぱガイーン!とイキタイ!というのがオレなんだなあ・・と思ったのだ!
指先でテロテロ・・と、慣れないクセしやがって、適当にカッコつけようともカッコつけられない・・(泣き!)なんだから、ヨケイナ事考えてねえで、ガギーンと行きやがれ!・・ということでした。

これエフェクター云々の話じゃあないのね!結局。

しいて言うならば、脳内エフェクター・・それも「パワーブースター+ファズ+ディストーション=イッチマエスイッチ」・・みたいなもんが、どんな状況でも「ガチコン!ギャー!」といけるかどうか??!なのね。

実は、ちょっと前に「ごく普通というか、アフリカのおっさんとかみたいに、なにげな顔してジャジャジャジャーン」みたいな感じに憧れてたっつうか・・・テンションっていうのですか?そんなものを無理矢理ブンまわしてやるって・・なー・・いかがなものか?みたいに思っていたんだよね。

そ、無理矢理ってのがダメな訳で、ホホホーイと行ければいいのだだだ!なのだ。
そこの領域に行くというのが、実はあの手この手とでも良い訳で、ルールなんか無いのであって、ああだこうだと試行錯誤をし尽くしてやるってことなんだよな。
そうすれば、いつの日にか何も考えずに「ガキャコーン!」と普通にいけるのではないか?と思い直したのであった。なーんて偉そうにノタマッテルのですがな。

つまり修行は何処までも続く・・ということなのだなあー。

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