至極当たり前なことなのだが、それを思い知らされるというか、叩きつけられている感がある。
あのインドネシアの大地震しかり、ミャンマーのサイクロン・そして四川大地震。
犠牲者の方達におかれましては、ただただ、心からご冥福をお祈り申し上げます。
それにしても、この自然災害がもたらす人的災害、更に二次災害のことを考えるに、オトシどころなどというものではないが、「人間」というものの実態が浮き彫りにされるように思ってしまう。
こんなことを悠長に言えることじたい、他人事という大変に申し訳ないことなのだ。
災害の現地・更に災害に遭われてしまわれた人達の思いとは、自分がかけ離れてしまっていることを忘れてはならない。
勿論、当事者と同じになど、なれる訳ではない。
傍観者である自分は、言葉に気をつけなければならない。
そして、この自然災害・・特に大地震は、将来必ず起こるであろうというものなのだ。
スマトラ沖大地震で、M9!
四川大地震で、M8!
マグニチュードとは、地震の規模を表す値らしいが、我々には、解りにくい。
先の阪神淡路大震災で、M7だったであろうか?
四川の地震は、この阪神大震災のエネルギーの30倍だという。
そしてスマトラ沖地震は、20世紀以降の地震として最大規模のチリ地震と同程度の規模であったという。
地震ではないが、サイクロンでの多大な被害に遭われていると考えられている、ミャンマーでは、そのサイクロンの高潮が、海岸より40km奥地まで、3mの高潮が襲ったという。
これは、ネットニュースの断片のウル覚えであるが、確かそのような記事を見た。
人間は、地球に住まわせてもらっている。
活かさせて、もらっている。
それは、明らかな事実・・と、アラタメテ言わなくても「事実」なのだ。
しかし、思うことは、この大規模な災害に対して、先ず何を差し置いても、迅速な人道的支援が「行われるか・否か?」だ。
クニとやらの実態が見えてくる。
人々をドウ扱うか?ドウ大切にしているか?が、問題なのだ。
そして、こういう自然災害には、人的災害がツキマトウ。
とにかく、人々の救済処置を強く望みます。
早く助けてあげてください。
このニホンというものを考えてみれば、四川大地震並みの地震は、南海・東南海地震が連鎖的に同時に起これば、同程度の地震となるらしい。
M8クラスの大地震に対して、耐震偽装を言われてまもないニホンは、大丈夫なはずはある訳は無かろう。
そして、先の新潟の地震においても刈羽原発のことを考えれば、なおさら恐ろしい。
そう、耐震建築などというものは、直撃に出会ってしまえば、ひとたまりも無いはずだ。
原発で言えば、ニホンは、全国に55基存在し、更に六ヶ所の核再処理工場や研究用の原子炉とか、云々。
考えたらキリがない。
そう!
キリが無いほど、何かあったら危険な状態なのだ!ということだ。このニホンは。
忘れてはならない。
阪神淡路・中越地震・三宅島・雲仙岳・・・そう書いている自分でさえ、既に忘れている!!
しかし、政治家は、決して忘れてはならない。
今、この瞬間に大規模災害が起こるかもしれないことを。
そして、その時までに「何をしなければならないか?」を知らなければならない。
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