先日、地球温暖化の特集の番組を見た。
正直、どうしていいのかわからない・・と思った。
そこまで温暖化・・つまりCo2云々というより、人間の欲の行き着くトコロを垣間見たように思う。
それは、自滅ということだ。
いつの時代もそうだったのだろう。地球規模のタイムスパンでは、こういうことが幾重にも重なっていたのだはないか?
そんな、解ったようなことを言っても意味が無い。
解ってなんか無い。
体験していないのだから。
そして、これから体験してしまうのだろうか?
先の番組のキャスターが、言葉を投げかけた。「考えが甘いですか?」
もう、時間が無いかもしれない。でも少しでも何か出来ないか?悠長に馬鹿げたマネーゲームに嵩じて、地球を食い漁ってきてしまった。
俺は、そんな世界とは無縁といえばそうだ。
だが、それも全て人間という、厄介極まりないものの業なんだ。
普通に生きているつもりが、とてつもない環境破壊を招いているなんて、想像出来ないというのが「普通」というものだ。
普通って?
何だ??
イッタイゼンタイ、これは、この世の中というのは、何なんだ?
食い物でさえ、余計な薬品や偽装が「普通」だし、耐震偽装やら税金・年金偽装、コイズミが仕掛けた政策で、格差拡大をやすやすと認めて、今頃「騙された!」なんて週刊誌等がホザイテイル。
トチクルッタ輩が弱者に襲い掛かり、ネットで誹謗中傷の嵐。
サブプライムなんかは、崩壊して当然の時限爆弾の一つだったんだろう。
それと連動する、原油先物取引や食料の高騰・・こりゃあ、仕掛けやがったな!と思って当然なんじゃあないか?
市場原理とかなんて、訳のワカラナイ「言い訳」だろう。
その番組で、アフリカのある国の状況が映された。
バイオエタノールに翻弄され、喰うものが無く、それに追い討ちをかけるが如く、石油資本によって骨までしゃぶり尽くそうとされている状況。
現場の責任者の力無い言い訳が空しく響く。
「それでも少しでも金になれば・・」
それを仕掛けるのは、遠く離れた居心地のいい場所にノウノウト贅沢の極みを貪っている一握りの輩達だ。
俺達もその所業の一端を背負わされている。
クニなんて!
コクエキなんて!
結局は、弱いものから力任せに搾取・ぶん取るだけのシステムに支配されている。
俺達は、ようやくそれに気がついても、連中はただ、ニヤニヤとするだけだろう。
「それがどうした?初めからそういうことなのだ。」と嘯いているに違いない。
ほとんどの人間は、くだらなくともグチャグチャとへばりついて小競り合いをしながらも、生きているに過ぎない。
言ってみれば、そんなのは、イトオシイもんだ。
でも、それらを徹底的に操り・搾取しまくる、ほんの一握りの輩が、本物のワルなんだ。
その出来レースのサミットが開かれる。
連中の言い訳なんか、聞きたくも無い。
「パンドラの箱」を開けてしまったのか?
でも、それが何を意味するかは、俺達には解らない。
気が付くのは、気象状況の激烈な変化に右往左往するときだろう。
天変地異には、人間は逆らえないのだ。
それこそ、誰だって逆らえない。
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