Thursday, October 18, 2007

どうしてなんだろか?

最近、やたらと思うのは、「どうしてこんなにクダラナイことになっているのか??」ということ。

なにかにつけ、クダラナイと思う事、全く多し。
人間、まー、クダランゼヨ!っと思いたいのもそうなのだが、まだ、笑っちゃうような「クダラネ~、うははは!」ってんもんだったら大歓迎なんだが、「脱力」を通り越して、呆れるならまだマシ・・・怒るにも、価値が無いような、救いようも無い状況やニュースが、いっぱい飛び込んでくる。

誰々のせい・・とするのは、一番手っ取り早いし、楽なのかもしれん・・
誰々のせい・・というのも、そういうことは、確かに存在するけれどもね。

ナンカね、いつからか「清さ」とか、そういう精神的な支柱というか、そんなものが「たがが外れた」みたいになって、ただ「欲望」を喰らい続ける「化け物・怪物」になってきている感がする。

オレがまだガキのころには、「本物」というものが確実に存在していた。
それは、尊厳というか、そういうものをまとって謙虚に、質素に、でも確かにメインストリームに屹立して存在していた。
ただの安物とか人気があるだけとかに惑わされない、毅然とした価値があったし、それを皆が認めていたように思う。

でも、大量消費が幅をきかせていくうちに、いつしか脇に寄せられて行き、「売れる・売れない」で判断されて、消えていく運命?に無理矢理させられてきていたように感じる。

売れる・売れないで言うと、「本物」は、売れないという形になってしまった。

そう、価値というものが、短絡的・近視眼的に質より量がさばけるものが、「価値が有る」と摩り替わっていた。
つまり、より効率が良く、否!簡単に「金になる」ものが、「本物」と摩り替ってしまったのだ。
全てが、「金」という価値に摩り替わる・・ということになってしまった。

よく街頭インタビューなどで、サラリーマン諸兄が「儲ける事は、良いことだからね!」と言う画面を見ることがある。
でも、オレのガキの頃は、「儲ける」ということは、「恥ずかしさ・やましさ」を伴っていた言葉なのだ。
今や、そんな感触など微塵も無い。
では、皆金持ちになって、シアワセか?というと、全然・全くそうじゃない。
グローバルスタンダードとか構造改革とかITだとか、訳のワカランキャッチフレーズに騙されて!「格差社会」「貧困層拡大社会」に、あっという間に「なってしまった」ではないか!
バブルの時からほんの20年ぐらいだぜ!
この急降下は、物凄いとしか言い様も無い。
仕掛けられて、巻き上げられたとしか言い様が無い。
バブルの仕掛け人は、何とか勲章だとかをもらったらしい某中〇根らしいが、伊藤チューの先日しんじまった何某とのお二人さんに本当の事を話してもらいたいものだ。言う訳無いがね。
そういう吾人等の後押しでの安部君の登場でもあったのだが、その前にコイズミまでの仕込みとそれまでの政治のデタラメさは、どうだ?
いい例が「社保庁」だろう。
国民年金など、もう無いのだ。
これは、国家!の詐欺であり犯罪だろ!
厚生省はどうだ?役所はみんなそうだろうが!
クニなんてもんは、「こんなもん」なんだ!
税金をどれだけ自分の金として、ジャカジャカ無駄遣いしてきたのか?
そして赤字国債2000兆円????
こんな奴等が仕掛けた教育基本法改悪やら、ましてやのケンポーカイアクなど、言語道断だろうが!

そして、今では庶民・・我々日々カツカツに生きている周辺は、どうなっているのだろうか?

親が子供を殺し、子が親を殺し、弱い奴が更に弱い者を虐待し殺し・・・
何故に小学校2年生の女の子が、刺されなくてはならないのか!
何故に、そんなことをする「怪物」を生まれさせてしまったのか!

これが俺達の世代が夢見た「夢の21世紀」の現状・実態なのだ!
それに愕然とする。
この現状から抜け出る手段は、何であろうか?
もう、教育基本法だとか憲法改悪だとかのたかが条文の改定などでは、対処なんか出来ない。
では、かつてのように王政復古なのか?
それも甚だ違う。
では、民主主義?共産主義???
そんな概念などではないだろう。
それは、ずっとやってきた事だ。
ただ、どれも根幹に至らない、そういうものだったのだ。
では、宗教?
それも同じ。

最近のある新聞に、ある小説家曰く「今の時代は、未だ経験し得なかった超帝国主義の時代だ」という文章を見た。
圧倒的な暴力装置である軍事力を背景に持ち、経済・金融でも世界を牛耳って、尚且つ食料・エネルギーまでもその手中にあり、ましてやインターネット・GPS・監視カメラ等ありとあらゆる手段で個人まで徹底管理追及出来るシステムを構築しつつ、もはや完成一歩手前の状態。
しまいにゃ、一人一人に認識チップを埋め込むだと???
これが世界政府の実態なのだ。圧倒的な人間ピラミッドの完成マジカ。
そして、それは絶対的な貧困層を必要としている。
当然だろう。搾取し続ける「相手・カモ・標的=奴隷」が存在しなければならないからだ。
しかし、その「魔の手」は、気付かれないように背後に?否、もう俺等の隣にいたりする。
友達ズラさえしていたりする。

オレは、かねてから、この変な感じというものの正体が、いったい何であろうか?とずっと疑問を持ち続けていた。勿論、その正体など未だに解らない。
でも、うすうす感じている事は、それは自分の中にも確実に存在しているものなのかもしれないということ。
しかし、それそのものは、大手を振るって表に飛び出してきて、喚き散らす・・そんなものではなかった。
だが、それを利用・悪用しようとするモノがいる。
それに対抗出来うるものは、何だろうか?
うっすらと、そのものは浮かんでは来る。
何を規範とすればいいか?
思い切りシンプルに言えば、「心底嬉しくなる・そして笑う」としか無いように思う。
それも「誰それがそうだから・・」とか、そんな安っぽい安易なものではない、そういうもの。
えてしてそういうものは、新興宗教と摩り替ってしまうことがある。
あんなものは、ダメだ。
権力とすりあわさるものだからだ。
どうしてもピラミッドを形成するものだからだ。
そんなものではない、本当に日常に普通にあること。
すぐに目の前を通り過ぎていってしまう、あっという間の「普通」のこと。
でも、たまらなくいとおしいもの。
それを規範?なんてものにもオカシナ話だが、実はそういうものなのではないか?と思う。
それこそ、自分の中に内包する「欲」とそれを押さえる・・何だろうか・・・
それをはっきりと自覚していけるかどうか?だろうか。

あまりにも相手は強大・巨大で、それと相対する「一人・個人・俺?」というのは、あまりにも小さすぎる。もしかして、長年うっすらと感じていた、そしてそれはどんどん大きくなってきた感じの「閉塞感」の正体というものは、これなのか・・・

まるで、かつて読んだりとか映画で見たりのSFさながらの世界になっているね。
ようこそ!未来へ・・ってか?

でもな!オレの心は「オレのもの」だ!

グヮギャイーン!

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