Tuesday, July 05, 2011

あざやかなゆめ

「あざやかなゆめ」を持ち続ける。

想えば、十代前半・・ギターを手にした瞬間から、そうだった。

そうなりたいと。
強く思った。
ソレしか出来ないかもしれないと思った。

やがて、そうだと知った。

不器用で,
自信が持てない自分が、
たった一つ、託した夢。希望。

決して淡いものではなかった。

むしろ暗黒の?いや、一寸先は闇という、手探りの連続。

自分の足元さえ、何も見えなかった。

全く頼りない自分の 「情熱」のみ が、唯一の武器。

自分の出す音だけが、現実・・落胆、そして、証。

そうやって、生きてきている。

今でも、全く、お・ん・な・じ・だー。

そうなんだよ


オレの親父に言われたのさ。
「オマエは、大器晩成だ」って。
そうかー!じゃあ大丈夫だ!
なんて、無邪気に思っていた俺。

ははは!


見え隠れする桃源郷?それは幻?のニオイが、オレを突き動かす。

あともう少し・・のところで、また振り出しに戻る?

いいや、それも、全てが修行というか?

意味?意味ってナンだ?
成功する保障又は確証か?

そんなことは 知らない。

桃源郷・・そこに向かうことしか、知らないんだ。

オレは、今でもそうなんだよ。

あざやかなゆめ・・それがあるお陰で

今日も生きてるってことだね。