Monday, October 15, 2007

脱帽!!!

先日、名古屋での「アランプーサン」というお店にて、友人のギタリストとライヴ終了後、そこでかかっていたCDに耳を奪われた。
だみ声の日本語の唄、そしてスィンギーなジャイヴサウンドというのであろうか?
日本一ダーティなエゲツナイギターサウンドを誇る吾妻さん率いる「スウィンギンバッパーズ」のCDであった。
吾妻さんは、かねてから聴く者の胸をワシズカミ&巴投げしてしまう、エグイ=素晴らしいギターサウンドを誇るお方であるとオレッチは確信していた。
その彼が率いる「スウィンギンバッパーズ」、噂では素晴らしいと聞いていたが、こんなんだったとは(知らなくてすんません!)!
オレッチが、何が素晴らしいと思ったのかというと、ヴォーカルとメロディと歌詞!
つまり、唄なんですね。
これオリジナルでしょ?どなたかのカバーではないとは思います。それでも全然問題なんて無いですが。

これがまた、実生活とリンクしているようで、結構内容は聞きようによってはヘヴィーだったりもするですが、変な暗さを全く感じさせなくて、もう完璧に笑い飛ばすようで、尚且つ日本語なのに?リズムに凄い乗っているし、かといってリズムに押し込む無理なやり方ではなく、しっかりと歌詞が聞こえる!そしてそしてだみ声の声質でも何とも言えないスウィートな感じというのでしょうか!!!

驚きました!!!

これ、最高ですね!!!!

例えば、クレイジーケンバンドが好きと仰る貴方?つっつっつ!
このスウィンギンバッパーズをお試しあれ!
圧倒的な実生活突き抜け感のスウィングするバンドサウンドで、週末はもう!ジャイヴの嵐になること間違い無しどころか憂鬱な週始めなどは、お手元のIpodってんですか?に入れてヘヴィーローテーションしてみなさいって!
たとえ満員電車の車内であろうとも、ポイントでの嫌な揺れで、前にいる禿がかったアタマのイケスカナイ野郎の汗臭い体に触れるのを我慢しつつも、もう貴方の腰は、スィング&スウィング&スウィング!また目の前の姉さんから身に覚えの無い「この痴漢野郎!」と疑いの目つきで見られたって、ノープロブレム!
てーしたことねえアンタなんて触りたくも無いんだぜ!自分のツラを見たことあるのか!っとかいつもは思っていても、きっと微笑み返しをするでしょう。
自意識過剰の自称ヤンエグを「へへ!」っとあざ笑ってやれ!っとかいつもは嫉妬がらみの思いをしていても「大変だねぇ、ご同輩!」と許してしまうでしょう。
満員電車でも床に座るなよ!の粗大ゴミのばか者?おっと若い奴を蹴飛ばしてやれ!なんて・・・
まー実行しなくても、「どーでもいいや!そんなんこと!ちいせえちいせえ!」と思わせてくれそう。

あーたもわたしも、どーせくだらんのだよ!だーから、笑い飛ばせ!っていうエネルギーに満ち溢れる一日をおくれそうな強力マムシゲンみたいなものだから。

オレッチは、以前から吾妻さんが書く文章が気に入っていた。
とにかくノリがあって面白いのだ。
きっと作詞の部分でも、彼の文才が大きく貢献しているんでしょう。
リズム感溢れる日本語の歌詞・唄というものを始めて聴いた。
これ、日本語ラップとかの真逆を行っている気がする。
言葉に全然逆らって無くて、尚且つリズムがある・スウィングする日本語の歌詞って・・・今まで聴いた事無いよ!
桑田何がしさん以降は、言葉聞こえなくなるでしょ?
テレヴィ画面に「歌詞テロップ」流れるでしょ?
そんなの無くても、スピーカから流れる曲を聞けば、ちゃんと聴こえるんだもの!解るんだモノ。
それが当たり前だったのだけれど、近頃じゃあ違うでしょ?
スウィングしていて、それでちゃんと歌詞が聞こえるんだよなー。

凄い・・・
脱毛・・じゃない、脱帽です!

No comments: