Thursday, February 15, 2007

青森のほたての貝柱・・

先日のブログへのコメントにて、「レイディオサカモト」での六ヶ所村核燃料再処理施設のインタビューを聞いた。

これは、みなさん聞いて欲しい。

http://tolio.oops.jp/6.mp3



かつて、青森に行った時に、ほたての貝柱を頂戴したことがあった。
オレは、どっちかというと生ものが苦手だったのだが、試しに食べたら、とんでもなく旨かった。
「何故?」ってなくらいに、旨かった。
こんな旨いものが、そこで食べられるなんて、なんとも贅沢・・否、これが本当の贅沢なんだと思った。

東京で、金の力に物言わせて、「どうだ!おりゃ!ネエチャン旨いもん食わせてやるから、おめえを食わせろや!」というのは、なんとも浅ましいことだ。

しかしこれからは、それすらも出来なくなる。

ニューリッチだとか、調子に乗ってる浅はかな連中も、日々ひいひい言いながら、たまのささやかな贅沢を楽しもうとする俺達も、「食うものが無くなる」のだ。

何故か?

以前から何かとしつこく言い続けていることだが、放射能汚染で喰うものが無くなるということだ。

それ以前に、何も知らされずに食い続けて、ガンを患い大変な事になってしまうだろう。

大変な事とは、自分も大事な人達も皆、放射能汚染で死んでしまうということだ。

こんな「クニ」にしてしまったことを後悔する。

ナントカできなかった事に憤怒の思いを持つ。

こんなことを次世代に押し付けてしまう事を後悔する。

六ヶ所村の核燃料再処理施設は、通常の原発の放出してしまう放射能一年分を一日!に放出するという。
ただでさえ、通常の原発周辺にも、ある統計によれば「白血病」などの発症率が四倍という数字があるにもかかわらず、なのだ。

関東・東京などに住んでいる鈍感な奴は思うかもしれない。
「遠いじゃん・・」ってね。

とんでもない!

遠く中国から押し寄せる「黄砂」が、東京にもきているのに!
その「黄砂」に混じって、70年代の日本以上の公害垂れ流しでもっての「有害物質」も含まれているのに。
更に放射能汚染だ。

何も知らないことが、ただ「シアワセ」でいることなのか?
シアワセとは、人為的に仕組まれた一部の人間が儲かる為だけのシステムによって「コロサレル」ことなのか?
だから「おめでたや!」と言っているんだ!こんちくしょう!

「じゃあ電気はどーするんだ?しょうがないだろ?CO2が出ないからいいじゃん!」

CO2による温暖化も切迫した問題だ。
だが人間は、CO2のことでさえ、どうする事も出来ない、解決出来る技術を持たないのだ。

放射能汚染は、それ以上に「扱えない」ものなのだ。

CO2も除去出来る技術も無い、そして放射能汚染も除去出来る技術など皆無なのだ。

本当の悪人は、ニポンを見限って海外に出て行っている。

だが、だめなんだぜ。
どこにも逃げられないんだ。残念な事にね。

温暖化、それも「パンドラの箱」である、シベリアの永久凍土が溶解しているという。
それも、フランス・ドイツに相当する面積において溶解が、はじまってしまったという。

永久凍土には、メタンガスがある。
所謂「メタンハイドレート」だ。

永久凍土だけではない。

海洋の温度上昇が続けば、海面下にあるメタンハイドレートも溶解が始まってしまう。

メタンガスの温室効果は、CO2の23倍だという。

それが、大気中に放出されれば、もう人類の手には負えない。

「海面上昇」どころの騒ぎではなくなる。

その「負」の要素をどれだけ排除出来るのか?

だから、即刻対処しなければならない。

金があっても地球からは逃げられないんだ。

これは、自分自身の問題なんだ。

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