Monday, August 06, 2007

れろんれろん

本当になんてもんじゃないくらい久しぶりに酔っ払った。
れろんれろん。
大丈夫なのか?まー、大丈夫ではあったが、要注意には変わらない。
 で思ったのは、よく世間一般では「酔った勢い」とか「まぁ酔っ払っていたから・・」とか言われます。
酔うということで、なんか免罪符のうような扱いをされるし、また弁解にも使われる。
これが不思議だった。
 それなんだが、自分で酔っ払ってみて確認した事がある。
それは、酔っていても「自分自身」だったということ。


思う感覚などは、酔っ払ったからといって「劇的に違う人格=私ではない私」なんかにならない!というとこだ。
多少のぶれはあるかもしれないが、たかが判断の基準のリミッターが外れやすくなるだけ。
いい加減=規制が外れやすく、になるだけの話だと思う。
 つまり、酒に酔っての失敗は、自分とはかけ離れた違う自分ではなく、確実に自分の中に内包された自分自身の「キャラクター」が起こした・・ということだ。


例えば100%お人よしの人が酔っ払ったら、多分幾分しつこくなったり、またデラデラだらしなく笑って、あと寝るだけ・・なんだろう。
問題を起こすという要素が無いのだから、起こりようが無いのだ。
 酔って問題を起こすということは、その酔ったということがまるで別人格のエフェクタースイッチのように都合よく扱い、自分の仮面の中のものを表出させることだ。

これは意図的なもの。

酔っていようがいまいが、その自分の要素の選択肢の中から、自分で選択した・・というだけの話。
その自分のそれを選択した気分も「覚えている」。
で、オトナだから「酔った勢いで・・」とかで、実は誤魔化し合理化し、つまりウソを自分につくだけ。
 これが自分だけの自爆状態だったら、まぁーしょうがねえや・・で済む。
でも大概、問題となるということは、他人を巻き込むから「問題」なんだよな。


で、オトナだからズルイし、ウソをつく・・ということ。

そして、「お互いそういうことあるでしょ?いいっこナシということで・・」と、暗黙の了解にて「酔ったから」と社会的に容認?されてきた。
つまりウソツキ同士の馴れ合いってんですか?

オトナだから、ずるいのね・・・で、仮面を被り、また酔った拍子に仮面を外すチャンスを待つ・・ってんでしょ?ズルイよなー、こういう奴居るぞー!

ただ強力な依存症や薬物などの場合、脳の神経伝達物質やらシナプスやらが異常になるので、人格が崩壊という方向にいくのだろうか?
ま、心理学者や医者じゃあねえし、わかんないのだけれども。
 でも、自分が開頭手術をした時に、異常に「疑い深く」なることがあると医者に言われた。
 脳外科に入院中に手術後の患者さんが、しつこく看護婦さんに「訳ワカンナイ事」執拗に聞いていたもんな。
それはそれで、スンゴイ世界だったぜ!

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