Tuesday, March 03, 2009

パフォーマンス

人前に出て、何かする。
自分の場合、ギター弾いてガーガーがなって声出して、汗水たらして冷や水飲んで・・ってのか?

何かを表現したくて、ワザワザ人様の前に立ち、ああだこうだする訳だ。
何か表現たって、これ何を?と言われてもケッコウ困る。

「愛」とか言っちゃったら、ま~カッコいいこと・・・なのか?

そんなこと言ったもんにゃあ、俺の場合だったら間違い無く「ダサい」となるだろう。
ブッチュ君みたいに靴がビシビシ飛んでくるだろう。

音楽???

たってなあ。

俺の弾くもんは、どうしたもんだかなぁ。

自分では、ケッコウな線にいっているじゃあねえか?と思うのだが、人様にはどうも解らないことが多いらしい。
悲しいかな・・・

それでもって経歴とかプロフィールとかで、「ああ、この人は・・」みたいに判断されても微妙な感じもする。
ライヴの瞬間は、それこそ一瞬の瞬間なのだが、その人の全てが出てしまう。
しかし、その人の全てを理解というのか?感じることというのは、とんでもない感性が必要になるはずだ。
大方、断片しか感じられないだろう。

最近、人の演奏を聴いて思ったことがある。

その人の演奏内容を分析してもしょうがないことだが、まあケッコウがんばっていると思った。
ステージの構成も良く考えているし、その場に応じて臨機応変に構成を変えていくことや、それに費やす練習量などが感じられて「大したものだ」と思ったのだ。
が、何か引っかかる。というかなあ。

お客は大いに盛り上がっていた。
でも、俺は妙に醒めていた。

何か自分が素直に「それ=彼等のパフォーマンス」に対して反応していなかった。

随分なところまで解っている?のだろうが、肝心なところの「勘違い」みたいな???
それでいいのか?みたいな。。。

その部分は、多分お客さんには解らないことなのであろう。
解らなくてもいいのかもしれない。
大体整っていれば済むというか?
マスキングされるというか?

決してマニアックのみが本道などと思っている訳じゃあない。
例えばポップやド演歌だって、いいものはいい。

しかし、しっかりと「コーティング」されたものを見抜くにはねぇ。。。

これ売れているものもそうでないものも「ある」んだよなあ。

大体、解りやすく表出しているもので判断されてしまうからなあ。
姿・形やしゃべり方や音の出方でね。

その裏側のものが、実は・・・ってことなんだけどね。

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