Tuesday, June 08, 2010

静観すると言うよりせざるを得ない

アイも変わらず政治の世界は、どうも二重三重のトラップがあるように思う。

物心ついて40年以上、気になる判決やら政治判断、選挙結果、世界情勢?等が、自分の基準と違う違和感をずぅっと持っていた。

「どうしてそうなるのか?」が、理解不能な結末になることばかりだった。

今現在、ある指標というか、それに照らしてみると「何故そうなるのか?」の意味は、何となく解るようになった。
だが、それは根深い暗さを伴うものであった。
しかし、自分が持つ(多分両親から受け継がれているものなのかもしれない)所謂「五分の魂」が、疑問を自分に投げかける。


このクニでの自分が唯一出来る具体的な政治判断は、選挙だけだ。
今までに投票しなかったことは、数少ない。
唯一の権利だ。
それを放棄する訳には、いかない。

ある一定の枠・・ナニナニ党だから・・とか、誰かに頼まれたから・・とか、そういう安易なモノの判断基準では投票は絶対にしない。

だが、誰に投票するか?が、問題なのだ。


「その当人が、何を考えて何をしようとしているのか?」

それこそが判断すべき物差しだ。
それが見えにくい。
だが、そこを出来る限りにおいて見抜く必要を感じる。

もはやメディア・報道は、信じる訳にはいかない。否、信じない。
テレビ・新聞等は、糞だらけな事ばかりをワメキタテテイル。


人間を支配する方法とは、どうすれば出来るのだろうか?
単純に「力」だ。
人間を屈服させるには、社会的に抹殺できる力と直接命を奪える力があれば、その人間を支配出来る。
その力を行使するツールは何か?
食料・エネルギー・医療・武器等・そして金融だ。
それらを支配するものを地球的規模で検索すれば、その実態がおぼろげながら解る。
彼等に慈悲というものは無い。

で、選挙。

それらと「どう相対するのか?」の姿勢が、判断基準だ。

風が吹けば桶屋が儲かる・・・コトワザとしてこの比喩は素晴らしいと思う。
コウナルトコウナッテコウダカラコウナル・・・それを仕掛けるって???
仕掛ける奴がいるんだよってこと。

いきなり何でそこに結びつけるかって?
オレが狂ったとでも?
ああ、そうかもしれない。それでもいい。ただ、そう結び付けてもおかしくは無いということなのだ。

次世代の人達よ。
それらを見極める力・知性を先ず持つ事を望む。
それが無いと己の判断は出来ないからだ。
道は遠く険しいに違いない。
私達もそうだ。
今現在でも、その渦中にある。
残念ながら生き続ける限り、それはつきまとう事であろう。
ただ希望は捨てるな!
それを次へ渡すのだ。



大仰に言えば(事実でもあるが)、人間は、地球に生かさせてもらっているだけなのだ。
その意味で人間は、平等なのだ。
だから一部の人間が、他の人間を人間と思わず奴隷・家畜として搾り取り餌にし続けるだけでなく、戦争や紛争をワザと仕掛け、世界中で日々を一生懸命生きている多くの人間の命をないがしろにし、生かすも殺すも思いのままに支配し続けることは、断じて許してはならないことなのだ。

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